限界寸前エルエルビーンのモカシンを修理~ラバーのひび割れとかかとのすり減り~

エルエルビーンのモカシンとジーパン
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いまから約1年前にエルエルビーンのモカシンの修理記事をいくつか書いてました。メルカリで限界寸前の個体を購入してしまいムカついたので、「なんとか履けるレベルにまで修理してやる!」という意気込みで、丸洗いしたりラバーの柔らかさを取り戻したりしてきました。

【ビーンブーツ-復活のモカシン-その1】ボロボロの現状確認(80年代らへん)
古着でビーンブーツのモカシンタイプを買った。 ヘビーデューティーに魅せられてから、ビーンブーツは1足ほしいと思っていた。 できれば新品から育てたかったのだが、シンプルとはいえない、ひと目でビーンブーツとわかるデザインを長く愛用できるか不安だ...

で、最後に書いた【ビーンブーツ-復活のモカシン-その4】ラバーが突如崩壊…原因と対策考察で、靴としての寿命を終えただなんだと書いてますが、実は修理を重ねてこの1年ビーンモカシンを履き続けています。それからは雨の日に大活躍でもはや欠かせない存在となり、愛着もあります。

ということでビーンブーツ修理シリーズの続きということで、ラバーのひび割れとかかとのすり減りの修理について書きます。たぶんこれが最終回。

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シューグーでラバーのひび割れを埋める

ラバーの柔らかさを取り戻したあと、たった数歩でひび割れました。処分するのももったいないからしばらくはそのまま履いてましたが、ある雨の日にひび割れ箇所から浸水して、白い靴下に色が移ってしまったんです。それからひび割れをなんとか修理することに決めました。

最初は修理箇所が目立たないようにしようと考えてましたが、これ以上追加でお金をかけたくなかったので、靴の補修剤のシューグーでひび割れを埋めるというシンプルな作戦でいくことに。「自然色」という薄い色なのであまり目立たないかなと。

やり方はただ塗って乾かすだけです。ラバーが剥がれ落ちた箇所から浸水しないようにシューグーを塗って、ひび割れ箇所はこれ以上悪化させないためにも広範囲にい塗りました。

これで梅雨も乗り切れたので、機能面の修復という意味では成功。また見た目も見慣れたら気にならなくなったので、個人的にはOK。むしろボロボロになっても履き続けるのもカッコいい気がしてきた。

けどひび割れを補修して3ヶ月と少し経過して、またひび割れが悪化してきて、もうさすがに限界だと悟りました。ですので夏が終わるまでには雨用の靴を新調したいと思ってます。このモカシンは本当に重宝していて、毎日の犬の散歩で心強い味方でした。たぶんまたビーンブーツ買う。

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シューグーでかかとのすり減りを肉盛りする

かかとのすり減りも放置したまま履いてたんですが、ひび割れ修理のついでにシューグーで肉盛りしました。自然色ってのがビーンブーツのソールの色味と近くて、かかとは違和感が少ない仕上がりになったと思います。また肉盛り後はすごく歩きやすくなって、もっと早くやっとけばよかったですね。安定感が違うわ。

肉盛りの方法はかかとのすり減った箇所にシューグーを厚く塗りたくるだけです。ガムテープで壁を作って、シューグーを流し込むイメージ。流し込んだら乾ききる前にガムテープをとって、軽く形を整えて、乾燥させて終了。クリアファイルみたいなので壁を作ったほうがやりやすいと思うけど、ガムテープしかなかったんです。

もっと丁寧にやれば綺麗に仕上がるけど、いまさらモカシンに綺麗な姿は求めてないので、これでいいんです。

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