ボロいレッドウィングのアイリッシュセッター875を復活させる【丸洗い&かかと補修】

レッドウィングのアイリッシュセッター、875を丸洗いしている 靴/フットウェア
広告が含まれている場合があります

レッドウィングはアイリッシュセッター、875を入手しました。

普段履きではなく、趣味の登山や自転車で履くために買いました。ハンティングにルーツを持つブーツだから、アウトドアでも使えるだろうと。

一体なにがいいのか?〈レッドウィング〉“アイリッシュセッター”の昔と今! | Fashion | Safari Online
■“アイリッシュセッター”とは■ポイント1:アメリカンワークブーツにおける金字塔ポイント2:作りは頑丈なのに履き心地が軽いポイント3:アッパーの色&素材次第で万能に使える左は1960年の広告、右は1982年の広告。看板モデルである“アイリッ...

ただ、山に入ってどの程度機能するかわからなかったため、お試しでフリマアプリでボロっちいのを安くゲット。前の持ち主によってビブラムソールに換装されていました。

状態はよくはありません。

革はカサカサと乾き、かかとは削れ、何より汚そう。しばらく履いてなくて、玄関に放置してあったんでしょう。ホコリも被っています。

そこで早く履きたい気持ちを抑えて、まずは手入れと補修をしていきます。

スポンサーリンク

ビフォーアフター

左側がビフォー、右側がアフター

左側は見るからに手入れ不足です。ホコリを被り、革は乾き、ソールはすり減っています。しかし右側のメンテナンス後の画像では、ブーツに元気が出ました。

撮影時の部屋の明るさが違うので、ビフォーアフターの画像の比較はフェアじゃないんですが、現物でもはっきりと違いがわかるほどきれいになってます。

スポンサーリンク

丸洗い

ホコリを被ったレッドウィングのアイリッシュセッター、875

ビーンブーツビルケンシュトックを丸洗いした経験から、レッドウィングも問題ないだろういうことで、水と洗剤をバシャバシャとかけて丸洗いします。

ホコリを被っているので、水にドボンする前にブラッシングをします。靴紐も取って、細かい部分も忘れずに。

大きめのタライに水を張って、革に対応した洗剤を混ぜます。量は適当です。

レッドウィングのアイリッシュセッター、875を丸洗いしている

あとはブーツを投入して、1時間ほど放置。染料が抜けて水が紅茶のような色に。

仕上げによくすすぎます。洗剤が残らないように丁寧に、何度も。

スポンサーリンク

乾燥とオイル塗布

続いてブーツを乾燥させます。

屋外に出すのは紫外線や虫、雨が気になるため、屋内で乾燥させました。

ブーツ内にいらない紙を詰めて、ひたすら扇風機の風を当て続けました。

半乾きになったところで、ミンクオイルを塗布。完全に乾いてからだとカサカサしそうなので、乾き切る前にオイルを塗るようにしています。

そして風を当て続けて完全に乾いたら、仕上げにまたミンクオイルを塗りました。もとがカサカサだったため、気持ち多めに塗って一晩放置し、翌朝余計なオイルを拭き取って終了。

※後日、ブーツ内の底にもオイルを塗りました。カサカサだったので。履き心地は少し改善ししました。靴下が汚れるのが嫌なら、一時的にインソールを入れるのも手だと思います

スポンサーリンク

かかとの補修

レッドウィングのアイリッシュセッター、875のかかとのすり減り

あとはかかとの補修をすれば外で履けるようになります。

ソール交換ではなく、すり減ったかかとに肉盛りして補修します。

使うのは定番のシューグーです。レッドウィングの875もシューグーも共ににアメリカ育ち。

ソールは茶系のビブラムソールに交換されているので、ナチュラル色のシューグーを使用。

レッドウィングのアイリッシュセッター、875のかかとをシューグーで補修した跡

かなり適当に作業をしました。

ガムテープですり減ったかかとに壁を作り、雑にシューグーを塗りつけました。ビーンブーツを補修したときと同じです。

限界寸前エルエルビーンのモカシンを修理~ラバーのひび割れとかかとのすり減り~
いまから約1年前にエルエルビーンのモカシンの修理記事をいくつか書いてました。メルカリで限界寸前の個体を購入してしまいムカついたので、「なんとか履けるレベルにまで修理してやる!」という意気込みで、丸洗いしたりラバーの柔らかさを取り戻したりして...

仕上げにヤスリがけでもすればもっときれいになると思いますが、あくまでアウトドア用に買ったブーツなので、見てくれはこんなんでOK。

手入れ後のレッドウィングのアイリッシュセッター、875

これで履けるようにんなりました。

レッドウィングのアイリッシュセッター875に防水加工をして雨でも履けるようにする
登山や自転車で使うためにレッドウィングのアイリッシュセッター、875を購入しました。 前回は丸洗いとソール補修をしたので、今回は防水加工をします。 875にはゴアテックスなどの高機能な防水透湿素材が使われていません。ハンティングブーツがルー...
レッドウィングのアイリッシュセッター875のソールを自分で交換した
古着で購入したレッドウィングの875はゴツゴツしたビブラムソールに換装されていました。しかしゴツいソールは地面の凸凹や車のペダルの感触がわかりにくくて苦手です。重いしね。 そこで自分でソール交換をすることにしました。費用節約もそうですが、ソ...
タイトルとURLをコピーしました