ロンドンの脱ぎ履きは難しくありません。靴紐の代わりにベルトになったというだけです。脱ぎ履きの様子を撮影したので、以下の動画を見てもらうとわかりやすいかな。
ビルケンシュトックのロンドン
基本的な脱ぎ履きの仕方 pic.twitter.com/chhM40j9nc
— モージュー (@hdclub7) September 6, 2021
1.タンにベルトを通す
2.足をいれる
3.ベルトを締める
1の工程が必要なのは最初だけです。脱ぎ履きの度に通したり外したりする必要はありません。だから脱ぎ履きの度にすることはベルトを締めたり緩めたりするだけ。靴紐がベルトになっただけで、履き方は普通の靴と同じ。
脱ぐときはベルトを緩めて足を抜くだけ。
脱ぎ履きの実際のスピード pic.twitter.com/oOGVr2BkJn
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上の動画は普通に脱ぎ履きした動画で、スピード感が伝われば。15秒ほどで両足履けます。ちょっとだけ急いだけど。
最初はベルトが固くて履きにくい
ちなみに最初はベルトが固くてバックルに通して固定するのも一苦労でしたし、いちばん緩い穴でもパツパツだったからサイズ選びも失敗したと思ってました。「ベルトなら簡単に脱ぎ履きできていいかも」と思って買ったロンドンだったのに、履きにくいから失敗したと後悔してたんです。
でも我慢して履き続けていれば馴染んで履きやすくなりました。ベルトは簡単に固定できるし、サイズに関しては少し厚めの靴下を履いてても外から2つ目の穴を使うこともあり、結果的にまったく問題ありませんでした。
いろんな履き方
ビルケンシュトックのロンドンはいろんな履き方ができます。ここでの履き方はコーディネートという意味ではなく、ローファーのように履いたり、ベルトを緩めたまま素足で履いたり、靴下と履いて防寒性を高めたり…そういう意味での履き方。
ローファー感覚でベルトを締めたまま着脱もできる
靴べらを使ってローファーのように履くこともできます。ベルトをしっかりと締めるよりフィット感は劣りますが、より簡単に脱ぎ履き可能。私はロンドンを大きなサイズではなくジャスト目かつ厚めの靴下で履いてるので、おそらく大体の人はこの履き方をできると思いますが確証はありません。
靴べらはなくても履けるけど、使った方が靴には優しいと思います。
一般的な靴でも靴紐を緩めていれば同じような履き方はできますが、靴紐をギュッと縛らずに緩めて履いてるのが外からわかりやすいですよね。その点、ロンドンはベルトを緩めてるのが見た目ではわかりにくいので、ズボラな履き方をしてるのがバレにくいと思います。
ベルトを緩めてつっかけとして
つっかけ・サンダル的履き方 pic.twitter.com/suhP6sK1nv
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ベルトを緩めて玄関に出しておけばサッと履いて荷物を受け取ったり、郵便ポストを見に行くことができます。手を使わずに履けるので、つっかけとして使えますね。
夏は「素足+ベルト緩め」でサンダル感覚
この夏はロンドンを買って初めて迎えた夏。快適な履き方はないものかといくつか履き方を試して、犬の散歩でよく使ってたのが「素足+ベルト緩め」です。
ベルトを留めずに緩めたまま履くと靴と足にすき間ができて、通気性がよく涼しいんです。そりゃつま先が空いたサンダルのほうが涼しいけど、普通の靴よりは涼しい履き方。またベルトを締めるよりフィット感は悪くなりますが、履き心地は普通のサンダルに近く特に問題ありませんでした。
靴だと思うと履きにくいけど、サンダルだと思うと不満はない履き方。見た目も違和感ないと思います。
あと素足でベルトをしっかりと締めて履くと土踏まずにマメができることが多かったので、ベルトを締めるときは必ず靴下を履くようにしてます。右足ばかりマメができるから歩き方が悪いんだろうな。
ロンドンを履き始めた当初、歩き方に違和感を覚えることが多かったです。足裏が痛くなったり、ベルトを締めてもかかとが固定されなかったり。そこでロンドンで歩きやすいように歩き方を意識して修正してたら、ロンドンはもちろんのこと他の靴でも歩きやすくなったんです。
ビルケンシュトックが優秀で矯正してくれたのか、それとも偶然なのかわかりませんが、マメ問題もそのうち直ってるかもしんない。
春秋冬は靴下と合わせて靴として
これは普通ですけど、靴下と合わせりゃ春夏秋冬、靴として履けます。
ビルケンシュトックの人気サンダルにボストンがありますが、ボストンよりロンドンのほうが防寒性能は高いはずです。だってかかとがあるから。まだ冬に履いたことはないけど、普通の革靴だって冬に履けるんだから、ロンドンだって冬でも履けるはず。
夏はサンダルと比べると暑いですが、私は車や自転車に乗るときは普通にやってました。特に不満もなく、ちゃんと靴として履けます。
靴として履けるから車や自転車にも乗れるのがいいんですよね。ボストンじゃなくてロンドンにしたのはこれが理由。
ビルケンシュトックのロンドンの脱ぎ履きまとめ
ロンドンの脱ぎ履きは難しく考える必要はなく、ただ靴紐の代わりにベルトを締めるだけ。靴が馴染んでベルトに慣れればスニーカーの紐を結ぶより早くできます。私もまだまだ向上の余地あり。
またローファー的、サンダル的に履くことができますんで、ベルトすらめんどくさいって場合でも工夫次第で対応できますね。フィット感など履き心地の好みはあるけれど。
「ビルケンシュトックがほしい。ボストンじゃ車に乗れないから嫌だけど、モンタナは靴紐を結ぶのがめんどくさい」って人にはロンドンは向いてるかもしれません。私もそんな理由でロンドンにしましたし、めんどくさがり屋な性格でも愛用できていますから。
※この記事の動画や画像で履いてる靴下はファルケのウォーキーです。ドイツの歴史あるブランドで、ビルケンシュトックとドイツコンビで履くのがお気に入り