※ただし、イケメンに限る
坊主が似合う人がどんな人か検索するとこれ系の回答が出てくるイメージがあるんですが、坊主なんて見慣れたら誰にでも似合ってくると思ってます。顔の輪郭も体型も年齢も関係なく。
髪や顔の専門家でもなんでもないただの坊主歴数年の男なりに「坊主が似合うまたは似合わないのはどんな人か」を真剣に考えてみたんです。そしたらやっぱり誰にでも似合う気がするんですよね。だって決してイケメンじゃないお笑い芸人でも坊主が似合ってる人いっぱいいますもん。
たとえばアキナの山名さん、あばれる君、ダウンタウンの松本さん、千鳥の大吾さん、品川庄司のお二人、野性爆弾のくっきーさん、千原兄弟のせいじさん、チョコプラの松尾さん、、、。たしかカラテカの矢部さんも坊主の時期ありましたよね、あのガリガリの。
学生時代、野球部に「コイツ坊主似合ってねえな」なんて思ったことあります?
前提として「似合う=イケメン」とは考えていません。坊主系の記事を読んでると「似合う」と「イケメン」が混同して語られてる気がします。似合うは似合うだし、イケメンはイケメンだと思うんですよ。
もし「似合う=イケメン」だとすると、イケメンはどんな髪型も服装も似合う。事実かどうかは知らないけど、言いたいことはわかる。
この論だとイケメン以外はどんな髪型や服装をしても似合わないってことになりますが、イケメンじゃなくたって髪や服が似合ってる人なんていっぱいいるでしょ。というかいままで出逢った人の中に「髪型似合ってないなあ」「服似合ってないなあ」なんて感想を抱いたことがない。
似合うは似合う、イケメンはイケメン。坊主にしてイケメンにならなくとも、似合ってたらそれは似合ってる。
※自分の意見が唯一の正解だなんて微塵も思ってません。ただの一般人の仮説です
見慣れたら似合ってくる説
前提として「坊主が似合う」と「イケメン/かっこいい」は別物だと考えています。
思うに「似合う」は「違和感がない状態」のこと。わざわざ気にも止めないというか、その状態がふつうというか当たり前というか。たとえば海パンを履いた男が雪山にいたら変だなあって思うけど、海にいたらなんの感想も抱かないでしょ?だって海パンを履いて海にいるのは当たり前だから。
私が初めて坊主にしたとき、めちゃくちゃ後悔しました。それはもうありえないほど似合ってなかったからです。でもいまでは「俺にいちばん似合う髪型は坊主だな。それ以外の髪型は女々しくてダメだ」なんて思っちゃうぐらい坊主が似合うと自画自賛してます。
なぜ「後悔するほど似合っていない→自画自賛するほど似合っている」という変化があったのか。
単純に見慣れたからだと思うんです。生まれて約20年は前髪が目にかかるほどふさふさの髪型だったので、それがいきなり3mm坊主になるのは差が大きすぎて違和感があった。だけど時間が経つに連れ見慣れて違和感が減り、最終的に超絶似合うと感じるようになった。
似たような経験はほかにもあります。
数年前まで全身真っ黒の服装が好きでした。でも真っ黒に飽きてからはネイビーやブラウン、その他の色の服を着るようになったんです。最初は「黒以外似合わないなあ」って思ってたんですが、いまでは「青系も茶系もいけるじゃん」なんて思ってます。
初めてジーパンを履いたときや、初めてジャケットを羽織ったときとかどうでしたか?似合わないなあって感じませんでした?私は初めてベージュのチノパン履いて出かけるときすごく緊張しましたよ。似合わなすぎるし、いままでの自分とは違う服装だから恥ずかしくて。でもいまでは好きでよく履くし、似合わないなんて微塵も感じません。
こんな経験から「似合う=違和感がない状態=見慣れた状態」なんて考えています。つまり見慣れたら坊主も似合ってくるんじゃないかってことです。
ファッション本を出版されている山田さんもブログで似たようなことをおっしゃってました。
参考:「似合う」「似合わない」は関係ない。服は着続ければ、その人そのものになる。
顔の輪郭も体型も年齢も気にせず好きにしたらいいいんじゃない?
「坊主が似合う人の特徴は?」系の記事を読んでると、顔の輪郭がどうだ体型がどうだって見ますが、個人的にはそんなの無視してます。
「100点満点!すごい似合ってる!かっこいい!」と思いたい、思われたいならしっかり吟味したらいいでしょうけど、そこまでこだわりがないなら好きな髪型にすりゃいいんじゃないですかね。
そもそも坊主にする前のいまの髪型をそこまで吟味して決めました?顔の輪郭とか体型とか気にして髪型決めました?「自分はガリガリ体型だからこういう髪型にしよう」とか。私はなんとなーくで決めてましたよ。
美容院に通ってた頃は俳優さんのピンと来た画像を見せたり、「前髪はこの辺までで」みたいなオーダーをしたりで、自分の輪郭や体型なんて気にしたことはほぼなかったと思います。肌感覚で適当というか、長さだけ気をつけてる感じでした。だから高校2年生ぐらいからは美容院通うのをやめてその後何年も自分でカットするようになって、現在はそれすらめんどくさくて坊主になってるわけです。
いままで出会った人やすれ違った人で「髪型変だなあ。似合ってないなあ」って思ったことがないんですよね。そのなかにはファッションや髪型に微塵も興味ないオッチャンもいますよ。でも髪型が似合ってない人を見たことがない。イケメンでも高身長でもマッチョでもないけど、みんな似合ってるもの。違和感なくさ。
もちろん美容師さんが似合うように密かに微調整してくれてるのかもしれませんが、それにしたって髪型似合ってない人がいないのはおかしいよ。
そもそも輪郭がどうだの頭の形がどうだの似合うかどうか関係無しに半強制的に坊主になる野球部ですら似合ってない人を見たことがないんだもの。中には痩せ型もぽっちゃりも耳が正面向いてるやつもいたけど、「似合ってないな」「髪型変だよ」なんて思ったことないです。
学生時代、バスケ部のガリガリふさふさの小柄の後輩がある日突然坊主にしてきたことがありました。絶対に坊主とは無縁だろうなという後輩でしたが、ふつうに似合ってました。誰も「似合ってない」なんて言ってなかったです。
輪郭や体型なんか気にしなくたって70点ぐらいは似合うんじゃないですかね。
【まとめ】坊主は誰でも似合う説
MTBサイクリングの服装(気温19度/40kmの行程)
(上から)
・ハイランド2000のニット帽
・ビーフィー
・シャミークロスシャツ
・ディッキーズ874
・ヘルスニットの靴下
・オールスター改
・ケルティのデイパックTシャツ綿100だから汗冷え。寒くなかったけど次からはインナーだけでもちゃんとしよ pic.twitter.com/uzHGRB8DTc
— モージュー (@hdclub7) October 20, 2020
イケメンになるか、かっこよくなるかは別にして、坊主は見慣れたら誰でも似合ってくるという仮説についての記事でした。
この仮説は「髪型が似合ってない人を見たことがない」という私の感覚次第なところがあります。街中でしょっちゅう「あの人髪型似合ってないな」と感じるなら私の仮説は間違ってるかもしれないし、そもそも専門家でもなんでもないのでご了承くださいな。
また髪型も自己表現やファッションの一部として突き詰めると「髪型が似合う似合わない」はあるのかもしれません。服好きですけど今の私には理解できません。興味もないから気にしてもないけど。
ちなみに坊主に興味あるけど顔面がむき出しになるのが嫌だって場合はメガネを導入されたらいいと思いますよ。私も坊主にしたてのときはなんだか恥ずかしくてメガネでごまかしてましたから。
坊主にしてからもしばらくはJINSの安いメガネを使ってました。だけど顔面がむき出しだからこそ気に入ったかっこいいメガネを使いたいと思って、いまではレイバンのメガネを愛用しています。
JINSでも違和感なくいいっちゃいいんですが、物自体のかっこよさの影響なのか愛着の問題なのかわかりませんが、レイバンは自分史上いちばん似合うメガネでした。