坊主歴5年で感じた坊主頭のデメリットと対策〜それでも坊主をやめられない〜

2mmの坊主頭の長さ 坊主頭
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前回は坊主のメリットについて書きました。毎年2万円近い節約、ドライヤーや寝癖直しなど日々の細かいめんどくさいことを排除してくれて快適なんですよね。

でもいいところばかりじゃない。やっぱり微妙だなってことはあります。

1.夏は日差しがキツい

2.冬は頭も耳も寒い

3.顔面レベルをごまかしにくい

4.見た目がいかつい印象になる可能性

5.仕事への悪影響

6.服の着脱で毛が引っかかる

7.こまめな散髪が手間

以上のデメリットについての説明と、私がこれらのデメリットとどのように付き合ってるかを書いてみます。だいたいは帽子やメガネで解決、もしくは和らげることができてます。

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1.夏は日差しがキツい

「坊主は涼しそうでいいね〜」なんて言われたことがありますが、実際は「坊主=涼しい」とは限りません。たしかに髪の毛がないから頭からどんどん放熱されてるはずなんです。ふさふさの髪型から坊主にしたときはヒヤッと感じるぐらい差がありましたし(涼しさの違いなんてカット直後しか感じない、すぐ慣れちゃうから)。

ただ夏の敵は気温だけじゃない。日差しを忘れちゃなりません。

坊主にするということは生まれてから何年も髪の毛に守られてきた頭皮を痛いほど照りつける太陽の下にされけだすわけです。なかなか厳しいものがあります。ジリジリと頭皮が焼かれてる感覚があるんですよね。

対策:帽子

だから私の場合は夏の外出は常に帽子とセット。キャップでもハットでもニット帽でもなんでもいいから、とにかく太陽から頭皮を守る。たまに頭皮むき出して外を歩いてるおじさんを見かけるんで慣れたら大丈夫なのかもしれませんが、私はかわいい頭皮を守りたい。帽子を被ればなんてことはありません、ただ暑いだけです(汗止めにもなる)。

あるいは夏は少し長めの坊主にして紫外線を防ぐ手もあります。季節ごとに毛が生え変わる犬みたいな感じで。完全に防ぐのは難しそうですが。

坊主の涼しさが活かされるのは屋外より屋内ですね。

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2.冬は頭も耳も寒い

夏の紫外線を乗り越えると、次は冬の寒さが襲いかかってきます。これは想像しやすいデメリットですね。

冬は毎朝の犬の散歩が辛いんです。雪の中を犬が楽しそうに走る姿とは正反対で、手も足も頭も冷え切ってしまう。日中はマシなんですけど、朝晩の冷え込みはこたえます。もうね、夏と同じく帽子は手放せない。早朝から活動する場合は深めのニット帽が必需品かも。

冬だけじゃなく秋から寒さが辛くなってきます。私が冷え性だからかもしれませんが、10月中旬ごろから夜寝るとき頭周り、とくに耳が冷たい日が出てきます。気温20度の昼間でもサイクリングしたら耳が冷たくて痛くなりましたもんね。

対策:やっぱり帽子

やっぱり冬も帽子はほしいところ。冬用のウールじゃなくてもコットンのニット帽やキャップがあるだけでかなり違いますよ。坊主は帽子を長時間被り続けても髪がぺちゃんこにならないんで、通勤通学で使いやすいのがせめてもの救いです(自転車乗るならイヤーウォーマーもあったほうがいい)。

夏と同じく少し長めの坊主にする手もあります。耳が冷たくて痛いから帽子があったほうがいいと思いますけど。

夜寝るときは布団を深めに被ればいいんですが、息苦しさが気になるならイヤーウォーマーやナイトキャップなどの導入を検討してもいいかも。個人的にはバラクラバ(目出し帽)が気になってます。

(夏の暑さも冬の寒さもふさふさ時代から辛いのは変わらないけどね。帽子で対策して慣れたらいっしょ。そして髪の毛も帽子も実用品であることを痛感する)

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3.顔面レベルをごまかしにくい

ふさふさ時代とは違い坊主は髪の毛がほぼなくなるので、これまで髪の毛で雰囲気イケメンに仕上げていた方は現実を直視することになります。

私もふさふさ時代はイケメンになろうと頑張ってまして、坊主にした直後は鏡に映った自分を見て「誰だこのブサイクは」って思いました。今でこそ坊主がいちばん似合う髪型だと思ってますが、見慣れるまでは立ち直れず後悔しました。

とにかく坊主にすると髪の毛で雰囲気イケメンにすることが難しくなると思います。顔の大きさをごまかすために頬骨に前髪を沿わしたり、ふわふわパーマで優しい雰囲気を出したりってのができないからです。

対策:帽子やメガネ

髪の毛の代わりに雰囲気を変えれる顔周りのアイテムはメガネや帽子ですね。とくにメガネは仕事でも葬式でも使えますから、気に入ったものが1つあると便利かと。

私はレイバンのサングラスを透明なレンズに入れ替えて使ってます。坊主にしてから数年はJINSの安いメガネを使ってましたが、坊主だから少しはメガネに投資したほうがいいかと思いレイバンを購入しました。これが自分史上いちばん似合うメガネになってくれて、さらに坊主頭に愛着が湧きました。いい買い物だったぜ。

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4.見た目がいかつい印象になるかも

私自身、街で坊主の人を見かけると「あっ、怖そうだから関わらないでおこう」と思うことがあります。坊主頭全員にそう感じるわけではないんですが、「坊主=いかつい」というイメージもあるっちゃある。たぶんこのように感じてるのは私だけじゃないのでは?

だから周囲の人、とくに初対面の人に「怖そうだな」という印象を与える可能性は無きにしもあらず。

自分が坊主頭で怖い印象を与えてる実感はないんですが、もしかしたら知らず知らずの間に怖がられてるのかもしれません。ただ犬の散歩中に知らないおばあちゃんや小学生に声をかけられたことは何度もあるので、坊主だからといって必ずしも怖い印象を与えるとは限らないようです。

恐怖心を与えるかどうかはTPOにもよるんじゃないかな。犬の散歩してたら怖く見えないかもしれないし、仕事で会う人とわかってたら警戒されにくいかもしれない。お寺でお坊さんに会うと怖くないけど街ですれ違うと怖いかもしれない。

対策:状況に合わせて服装などを変える

坊主頭が恐怖心を与えているなら帽子を被って頭を隠すとてっとり早いです。あるいは顔つきが怖いならメガネで印象を変えるとか。実害を与えてないので基本的には気にしてませんが、「相手に怖い印象を与えたくないな」って場面では服装などは少し気を使ってます。

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5.仕事への悪影響

怖く見られる、いかつく見られる繋がりの話で、職種や社風によっては坊主頭にできない、あるいは好意的に見られない可能性があります。私は経験してないのでわかりませんが、ネットを見てるとどうやらお仕事によっては坊主頭が悪影響を及ぼすことがあるのだとか。

対策:会社や上司に確認を取る

坊主にしてもいいかどうかは上司に聞くのが手っ取り早いんじゃないですかね。そのうえで成績や業務への悪影響だとか考えて、会社も自分も納得して坊主にするのが平和かと思います。許可を取った上で失敗したらまた伸ばすという奥の手も。

もし私が「坊主ダメ!」って言われたらふつうに短髪にしますね、坊主ほどではないけど短くします。そして散髪は自分ではさみでカットするかな。坊主の前のふさふさ時代から何年もはさみで自分でカットしてたんですが、なかなか上出来だから「俺も散髪してくれ!」って友だちが数人出てきたぐらいなので。プロ並には無理ですが、違和感ない程度には慣れたら誰でもできると思いますよ。

6.服の着脱で毛が引っかかる

坊主頭は短ければ短いほど毛が服に引っかかるので、Tシャツのように頭から被るタイプの服は着脱がすこしめんどうになりますね。ただめんどくさがり屋の私でも気になるレベルではありません。

対策:長めにする

坊主にしてみて服の引っかかりが気になるようなら、少し長めの坊主にするといいですよ。1cmぐらい長さがあれば引っかからずにスムーズに着替えられる印象があるので。

引っかかり関係の話ですが、犬のブラッシングも頭でできます。さすがに犬用ブラシには敵いませんが、犬の毛を坊主頭をスリスリした後はサラサラ感が増してます。

7.こまめな散髪が手間

坊主のメリットで書いたように床屋でのカットや移動時間がかからないので節約にも時短にもなります。が、代わりに散髪の回数は増えます。

坊主は毛が短い分、「毛の伸び」が目立ちやすいんです。10cmの髪が10.5cmに伸びても違いはわからないけど、0.5cmが1cmに伸びるとけっこう違います。だから散髪回数が増えるんです。

バリカンで坊主頭にする手間を例えるなら丁寧にひげ剃りする感覚に近いかな(ここでは自宅でバリカンで刈ることを前提としてます)。めんどうっちゃめんどうだけど、慣れたら続けられます。

私はめんどくさがり屋なので週に1〜2回程度ですが、常に長さを一定に保ちたいって場合は週に3〜4回は散髪が必要かもしれません。このあたりは毛の伸びの早さや好みによるので、それぞれ好きな頻度で散髪すればいいと思いますが、とにかくふさふさ時代よりは散髪の頻度が増えるはずです。

対策:散髪のめんどくささを最小限にする環境をつくる

こまめな散髪をするなら、とにかく散髪しやすい環境作りが大切だと思います。例えば『カットした毛の掃除が大変なら風呂場でカットをする。風呂場でカットするためには洗面所にバリカンの置き場所を作る』ってな具合でとにかくめんどうが最小限になるように、パッと丸刈りにできる環境を作るといいですよ。

【まとめ】デメリットが多くても坊主を続ける理由。それは坊主が快適だから

坊主のデメリットを改めてまとめると以下の通り。

1.夏は日差しがキツい

2.冬は頭も耳も寒い

3.顔面レベルをごまかしにくい

4.見た目がいかつい印象になる可能性

5.仕事への悪影響

6.服の着脱で毛が引っかかる

7.こまめな散髪が手間

以前書いたように坊主のメリットは大きく分けて3つ、デメリットは7つ。デメリットのほうが多いのですが、私は坊主を続けます。なぜならメリットが魅力的過ぎるから。

もうね、とにかく快適。風呂上がりのドライヤーも、毎朝の寝癖直しも、居心地の悪い美容院も全部おさらば。さらには年間2万円近くも節約できます。これらのメリットを考えたらデメリットなんてほぼ気になりません。

そして改めて思うのは帽子やメガネは便利です。厳しい気候には帽子で、見た目はメガネである程度対抗できますんで、坊主のデメリットを和らげてくれる。

万人におすすめはしませんが、ハマる人はとことんハマる髪型だと思います。

※これらは私が5年の坊主生活で感じたデメリットなので、ライフスタイルが違う場合は別のデメリットがあるかもしれません。あしからず。

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