ハルタのププレーントゥシューズを履いて3ヶ月ほど経過したので、クリームを使って手入れしてみました。
ガラスレザーにはクリーム不要って論もあるみたいですが、実際に自分で試してみないと気がすまない。とりあえずガラスレザーの補色/つや出しに使用できると明記されてるM.モゥブレィのコードバンクリームレノベーターを使用。
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結果から言うと、傷は隠せます。まったく目立たなくなりました(深い傷じゃなかったけど)。
が、ほかに目立った変化はないですね。艶が増した気もするけど増してない気もする、、、まあ傷が目立たなくなっただけで充分。
この記事ではクリームを塗布した方法なんかも書きますが、私が行った方法が正しいというものではなく、今回はこんな方法でやってみたよってだけなのであしからず。
使用道具
今回使用した道具は以下のとおり。
クリーム…コードバンクリームレノベーター
グローブ…M.モゥブレイ
馬毛ブラシ(茶色)…M.モゥブレィ
豚毛ブラシ(白)…荒川産業
ペネトレイトブラシ(小さいの)…M.モゥブレィ
シューツリー…コロニル
右足だけクリームを塗布してみて、左右で違いを見てみます。
1.馬毛ブラシでほこり落とし&グローブで乾拭き
シューツリーを入れた状態で馬毛ブラシをササッとかけほこりを落とします。そしてグローブを手にはめて優しく乾拭き。
本当は靴紐を外したほうがいいんでしょうが、めんどくさかったので省略。
ちなみに1回履くたびに毎回ブラッシングと乾拭きをしてて、これだけで若干艶が出ます。
「ブラシをかけて革の元気を取り戻す」とかではなく、単純にガラスレザー表面のほこりが取れて綺麗になっただけだと思います。外を歩けば砂ぼこりがつきますし、家で保管しててもあっという間にほこりを被りますからね。
2.ペネトレイトブラシでクリームを塗布&豚毛ブラシでなじませる
ペネトレイトブラシをクリームにちょんちょんと付けて、革靴全体に薄く塗布していきます。
この時点で傷は隠せました。
その後、豚毛ブラシで全体をサササッとブラッシング。
ブラッシングでクリームが取れて再び傷が現れるんじゃないかと不安でしたが、問題ありませんでした。むしろ馴染んでいい感じに。
3.乾拭きで仕上げ
最後に再びグローブで乾拭き。
乾拭きしても傷が現れることはなく、豚毛ブラシのときとおなじで馴染んでさらにいい感じに。
結果:ガラスレザーの革靴にクリームを塗布したビフォーアフター
左足が手入れなし、右足がクリーム手入れ後です。
ご覧のとおり、ほとんど差はありません。実物を見たら若干の差があるんですが、パッと見だと違いなんてほぼないです。
もしかするともっと履き込んで全体的に小キズが増えたら、クリームの効果がよりはっきりと出てくるのかもしれませんね。あるいは薄く塗りすぎたかもしれない。
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ただし上の写真のように傷はバッチリ隠せます。ガラスレザーは元からピカピカなんで、傷が隠せるだけで充分かな。
で、今回は短期的な検証でしたが、クリームを塗布し続けると経年変化に違いは出るのか?という長期検証もやってます。結果が出るのはまだまだ先ですが。