泥で汚れたワンコを抱っこするのは日常茶飯事なので、そのとき着てる服が白だとすぐに汚れます。最近はヘインズのビーフィー(Tシャツ)とニューハッタンのキャップを汚しました。
汚れを落としてもいいし、そもそもアウトドアをはじめてから服の汚れなんて気にならなくなったんで放置でもいいんですが、せっかくなので以前から興味のあったコーヒー染めに挑戦してみました。
濃い色に染めたら汚れなんて目立たなくなりますから。「木を隠すなら森の中」と同じ発想です。
実際に染めた方法をお伝えする前にどんな風に染まったか結果だけご報告。けっこう染まったでしょ?ムラにはなっちゃったんですがそれもまた一興。
やり方は【簡単】コーヒー染めでDIY|コーヒーを飲んだ後に楽しみたい!を参考にしました。
※本当は色あせた迷彩柄のM65ジャケットを染めたかったんですが大失敗でした。綿50%ナイロン50%の素材だし、コーヒーでは迷彩の上から染めることはできなかった
必要なもの
・インスタントコーヒー(1瓶全部使った。150g以上)
・染めたい布が入るだけの容器
・ミョウバン(色止めに使用)
・牛乳 or 豆乳 (染まりがよくなるらしい。なくても染めれた)
特別に揃える必要があるのはミョウバンぐらいですかね。
0.下準備〜牛乳に浸けて陰干し〜(飛ばしてもいい)
(この工程は飛ばしても大丈夫だと思います。牛乳に浸けたキャップと浸けなかったTシャツの染まり具合に差がなかったので)
参考にした記事によると、コーヒーで染める前に牛乳に浸けると、牛乳に含まれるタンパク質がコーヒーの色素を効率よく吸収してくれるんだとか。
まず風呂や容器に牛乳を入れて水で3倍希釈し、染めたい服(M65ジャケットとキャップ)を2時間ほど浸けました。
その後、外で丸一日干しました。
干した服を回収するとき「あの懐かしいこぼれた牛乳を拭いた雑巾の臭い」がするんじゃないかと怯えていたんですが、ほぼ無臭でひと安心。
1.コーヒー液を作って布をぶち込む
ここからが本番。
コーヒー液を作って、染めたい服をぶち込んで、たまに混ぜながら2時間ぐらい浸けました。
コーヒー液の作り方はかんたんで、好きな量のインスタントコーヒーを容器に入れて、沸かしたお湯を投入し溶かすだけ。お湯を沸かした鍋にインスタントコーヒーを入れて、そこで染めちゃってもいいと思います。
インスタントコーヒーの量はお好みで探りながらやればいいと思います。ただコーヒー液に浸けた後に洗濯機ですすぐと、染めてる最中と比べるとめちゃくちゃ色が落ちるので注意。染めたい濃さにもよるんですが、思ってる10倍入れてもいいかもしれない。
私が染めたのはM65ジャケット、ロンT、キャップですが、150g以上入れました。
最初は数gしか入れてなかったんですけど、ここまで手をかけて染まりが薄かったら嫌だなと思って、あとからどんどん追加していったらほぼ1瓶使ってました。
たぶん服の上からインスタントコーヒーをふりかけたせいでムラになったっぽいので、きれいに染めたいならコーヒーを追加する前に、一旦容器から服は出しといたほうがいいと思います。
2.ミョウバンと水を投入して色止め〜すすぎ洗い〜干す
さっきのコーヒー液にミョウバンと水を投入(服を取り出してから投入したほうがいいかも)。量は完全に目分量です。この色止め液にまた染めたい服を浸けて1時間ほど放置。
これは染めた色がすぐに抜けないようにするための工程です。
その後、洗濯機で余計なコーヒー液を洗い流します。洗剤は入れずにすすぎ洗いや弱洗いモードでいいかと。
この工程でだいぶ色が抜けました。
あとはふつうに干して乾かして完成です。
【まとめ】適当なやり方でもなんとかなるもんだね
【m65フィールドジャケット】
2枚目がコーヒー染めをした後の写真です。若干茶っぽくなった気もするけど、写真の撮り方の問題の気もする。まあそれぐらいの変化しかなかったということ。つまり惨敗ですわ。これは染めQコースかもしれない。あー、めんどくさい。 pic.twitter.com/XWlbCZMQ8N
— モージュー (@hdclub7) October 7, 2020
改めてコーヒー染め終了後の写真。
記事のやり方通りにやるのがめんどくさくて、ところどころ勝手にアレンジしましたが、意外と染まるもんですね。M65ジャケットは素材と元の色の関係でほぼ染まりませんでしたが、綿100%のTシャツとキャップはそこそこ染まってくれたと思います。
汚れも目立たなくなったし満足です。
※分量もやり方も適当なので参考程度によろしくね