毎日の犬の散歩では必ずバブアーのビデイルを羽織っています。冷たい雨風を凌ぐためです。
しかし雨でも構わず着ているせいか、以前リプルーフしてから数ヶ月で肩と袖口から雨が染みるようになりました。新品のビデイルSLでも似たような時期に濡れだした記憶があるため、自分で行ったリプルーフが悪いわけではないと思いますが、どのみちオイルを足す必要があります。
そして実際にオイルを足して防水機能を復活させたので、方法を記事にします。例によってオイルはワセリンで代用しました。またオイルが抜けやすい箇所やオイルを足す頻度がわかってきたので、最後にそれもまとめます。
オイルを足す
肩と袖口から雨が染みるようになりました。ほかの部分から浸水したことはないため、とりあえず手間をかけずに肩と袖口だけさっとオイルを足す作戦でいきます。
必要なものは、
・オイル(今回はワセリンで代用)
・使い捨て手袋
・ドライヤー
こんなもんです。
塗り足し方は適当です。
ワセリンを手にとって、
ドライヤーで熱を加えつつ、薄く塗り込んでいくだけ。
使い捨て手袋がいい仕事をしてくれました。体温でワセリンが伸びやすく、塗りやすかったです。そして手が汚れないから後片付けが楽ちん。これは本格的にリプルーフするときも採用かな。
以前施したあて布が剥がれかけてたので、剥がしてワセリンを塗っときました。あて布の四角い跡は目立たなくなりました。
左:オイルを塗り足す前、右:オイルを塗った後
10分程度で終わりました。雨対策にテカテカするぐらい厚めに塗っといたぜ。
オイルが抜けやすい箇所
私の場合は、
・肩
・袖口
・腕の関節
この3箇所のオイルがかなり抜けやすいです。
原因は雨と擦れでしょうね。
肩は地面と水平になっているため、雨をモロに受けます。袖口は犬のリードを持つと手首が地面と水平になり雨を受けやすい、そしてリードで擦れるためオイルが抜けやすいのではないかと。腕も曲げ伸ばしで擦れる。
(肩は抜けやすいより、濡れやすいと表現したほうが正確かも)
もちろんそれぞれの生活環境によって、オイルが抜けやすい箇所は変わるはずです。私と同じように雨ガッパとして着ているなら肩は抜けやすい。ビデイルを着たまま座る機会が多いのであれば、背中やお尻あたりが抜けやすくなると思います。
オイルを足す頻度
私のように雨でガッツリ着ない場合は、見た目の好みで判断すればいいと思います。これまでの経験から1〜2年でオイルが抜けきってカサカサになるとは考えにくいため、3年に1回ぐらいすれば充分オイリーな見た目は保てそう。
上の画像のビデイルは雨に当たると肩から水が染み込んでくるほどオイルが抜けていますが、見た目はカサカサに見えません。丸洗いでオイルを抜いたことがある人ならわかると思いますが、オイルが完全に抜けてるならもっと明るい色になります。
また雨でも構わず1シーズン着ても、お腹や背中から濡れたことはありません。
つまりそれなりにハードに着てもオイルが抜け切ったカサカサ状態にはならずオイリーなビジュアルを保っているため、普段着として普通に着ているだけなら頻繁にオイルを足す必要性はない。ただただ見た目の好みで決めればいい。バキバキにオイルが抜けててもかっこいいから、ひたすら放置もありかしら。
一方で私のように雨ガッパとして着ているなら、シーズンオフに1度、シーズン半ばに1度オイルを足したほうが無難でしょうかね。全体にオイルを足す必要はないと思います。肩などオイルが抜けやすい場所、濡れやすい場所だけでいい。