以前書いたフィルソンのベストに関する記事は、新品状態のサイズ感や着用感についてでした。
あれから4ヶ月以上が経過。季節が冬から春に変わりキリがいいので、1シーズンともに過ごしたマッキーノウールベストを洗濯することに。汚れを落とすことも目的ですが、それ以上にサイズを少し縮めるために洗います。
着用を重ねるごとに柔らかく体に馴染んでいきましたが、そのせいで少しゆったり感じるようになったというか、もう少しタイトにビシッと着たいと思うようになったんです。フィルソンのマッキーノウールベストのサイズ感【163cm/58kg/XSサイズ】の最後に追記したように、冬より3月以降の春らしい気温になってからのほうが活躍してるので、それならスウェットの上から羽織れるゆとりはなくして、シャツの上から着ていい具合のサイズに縮めたほうがいいかなと。
ということでこの記事ではフィルソンのマッキーノウールベストの洗い方と縮み、そして新品時との着画を比較してみます。
結論から言うと、洗濯方法は洗濯機のドライコースで洗い少し縮みました。けどもうちょっと縮んでほしいと思ったので、また何回か洗濯して縮ませようかしらね。そのときはこの記事に追記するか、別記事で書きます。
※あくまで洗濯は自己責任で。この記事は私が行った洗濯方法を書くだけなので
実際の洗い方
マッキーノウールベストのタグです。いちばん下に「DRY CLEAN ONLY」と書いてあるので、基本的に水洗いはNG。通常はクリーニング店に依頼することになるんですかね。
けど今回は自宅で水を使って洗濯するぞ。洗濯機にはいくつかコースがありますが、その中でも優しいドライコースで洗います。
いきなり標準コースで洗って縮み過ぎたら取り返しがつかないので、まずはドライコースで様子見。縮みが足りなければ同じくドライコースで洗濯を重ねてみて、それでも縮み足りなければ弱洗い、それでも足りなければ標準コースで…といったようにじわじわ様子を見ながら洗う作戦。
以前、弱洗いでハイランド2000のウールニット帽を洗うと想定以上に縮んでしまったので、ウールベストは慌てずに丁寧に洗っていきます。用心に用心を重ねて洗面台で手洗いしようと思ったこともあるんですが、めんどくさくて洗濯機にしました。
1.ボタンを留めて裏返してネットへ
まずベストのボタンをすべて留めます。
続いて裏返して、
洗濯ネットに入れます。ぎゅうぎゅう詰めにならないように大きめのネットを使いました。
2.洗濯機のドライコースで、洗剤はエマール
洗濯ネットに入れたベストを洗濯機に放り込みます(ついでに犬の散歩バッグのビーントートミニも洗うことに)。
使用した洗剤はエマール。
3.乾燥は部屋干し
洗濯機が止まったら速やかにベストを回収。シワを伸ばすなど手で形を整えます。
そして部屋でハンガーに吊り、扇風機の風を当てて乾かしました。部屋の湿度が高くなると乾きにくくなり、下手すりゃ生乾きの臭いが付いちゃうので、窓は大きく開けて換気を徹底。
ボタンを留めたまま干したので、生地が重なるところが最後まで乾いてませんでした。
外で干さないのは日光の問題。日光に当てて色あせても嫌なので、私はすべての洗濯物は決まって部屋干ししてます。
はい、これで洗濯は終了。
新品/洗濯前/洗濯後の縮み比較
新品 | 4ヶ月着用(洗濯前) | 1度目の洗濯後 | |
着丈 | 61.4cm | 61.3cm | 60.5cm |
肩幅 | 33cm | 33.5cm | 33.5cm |
身幅 | 47.5cm | 47.7cm | 47.5cm |
裾幅 | 45cm | 45.9cm | 46cm |
※XSサイズ
横へはほぼ縮まず、縦に約1cm縮みました。縦も横ももう少し縮んでほしいなあ。
着画比較
左:新品、中:4ヶ月着用、右:初洗濯後
163cm/60kgの男性がXSサイズのベストを着用してます。
着てる服がバラバラだからわかりにくいけど、1度のドライコースでの洗濯では大きな変化はないように見えます。洗濯後は着丈が少し短くなりましたが、もう少し短くてもいいかしらね。横はもっとタイトでさ。
まあ洗濯機で洗えることがわかっただけでも良しとしよう。次また洗ったら縮みやサイズ感の変化など書きますね、この記事に書き足すか別の記事にするかはわからないけど。