以前、Rushbrookesのブッチャーズエプロンがいい【180年の歴史があるイギリスのお肉屋さんのエプロン】で触れたように、イギリスのエプロンに合わせてイギリスのゴム手袋を使っています。それがマリーゴールドのキッチングローブ。
1950年、Marigoldは食器洗い用に特化して開発・発売されました。
当時は工業用に使用されるものが一般的であり、食器洗い用は画期的、かつ手肌を守るという美しさに焦点を当てた広告展開だったこともあってか、世間では贅沢品として捉えられていました。
しかし、その使い勝手の良さから徐々に一般家庭に広まっていき、今ではどの家庭にも1つはあるというくらいゴム手袋は普及しました。
世間の常識を変えた立役者が、この「Marigold」なのです。
私には馴染みのないブランドでしたが、かれこれ70年以上の歴史があります。e-Beginでは「最古の食器洗い用ゴム手袋」として紹介されてるぐらい。
現在のマリーゴールドのラインナップにはキッチン用以外にも種類がありますが、1950年発売当時のマリーゴールドは食器洗い用に特化してたってことなので、この記事内で紹介してる黄色のキッチングローブは当時の流れをいちばん汲んでる製品なのかな。
ゴム手袋嫌いな自分が気に入ったマリーゴールドのキッチングローブ
「マリーゴールドはウンタラカンタラ」っていうウンチクもいいんですが、機能や使い勝手でも気に入ってます。
長年、食器洗いは素手でやってました。手荒れが気になるのでダイソーのゴム手袋を使ってた時期もありますが、裾から水がバンバン入ってカビだらけになるわ、ブカブカで使いにくいわで、結局素手がベストでした。ゴム手袋なんて手間が増えるだけだった。
けどブッチャーズエプロンを使い始めたことで、数年ぶりにもう一度ゴム手袋を使ってみたくなりました。手荒れ対策のためにゴム手袋はしたいと思ってたし、なにより似合いそうだったからさ。
それでマリーゴールドのキッチングローブを見つけて使ってみたら、水は入りにくいわ、食器は滑らないわで、すごくいい。
洗い残しのニュルニュルも感じ取れるし、きれいになってたらキュッキュッという感触が伝わる。食器洗いに関しちゃ、感覚は素手と大差ない。違うのは手荒れしないこと。
耐久性もいいらしいぞ。半年使ってもへっちゃら
私はゴム手袋を使う習慣がなかったのでピンと来ませんが、レビューを見た感じほかのゴム手袋より耐久性がいいみたいですね。
最初に買った個体は半年ぐらい使ってました。半年もすると多少のヘタリ、ダメージはありましたが、まだ使えそうな感じでした。買い替えた理由は違うサイズを試したかっただけですし、食洗機を使わず半年なので、けっこう長持ちするっぽい。
ダイソーのゴム手袋を使ってたときより家事スキルは向上してるので、フェアな比較ではありませんが、マリーゴールドはすごくいい。
具体的な機能やデザインは以下からどうぞ。
キッチン用だけじゃない。4種類のゴム手袋がある
・キッチン用
・バス用
・アウトドア用
・敏感肌用
マリーゴールドのゴム手袋は4種類あり、それぞれ色分けされてます。
各グローブの機能や特徴は2020年の“おうち時間リセット”にはMarigold を。長年愛され続ける理由で書かれてます。
私が使ってるのはキッチン用です。
生活スタイル的にはほかのゴム手袋は使わないかな。お風呂掃除は柄付きのスポンジを使ってるのでゴム手袋はいらないし、屋外ではグリップスワニーのレザーグローブとか使ってますし。
※Amazonにオカモトグローブの赤いマリーゴールドがある。ライセンス品なのかなんなのかわからん。使ったこともない。
サイズはSとM。男がどっちも使ってみた感想
初代はM、2代目はSを購入して使ってます。
Mは多少ゆとりがあって着脱しやすかったです。かといって使いにくさは感じなかったので、「洗い物は溜めずにちょこちょこ洗いたい派」の私には着脱しやすいMのほうが合ってるっぽい。
Sの購入前は「窮屈かな?」なんて思ってましたが、意外と大丈夫。窮屈というよりフィット感がすごくいいから、より素手に近い感覚。ただその分着脱しにくいのがデメリット。
サイズ展開は2つしかないようなので、
・着脱しやすいほうがいいならM
・ぴったりフィットがいいならS
といったざっくりとした選び方でもいいんじゃないですかね。どのみちゴム手袋は消耗品でいつかは買い替えることになるので、とりあえずピンときたほうを買えばよろしいかと。
Mでもガバガバではないので、手が大きい人だとMでぴったりフィットになる可能性はある。
ショップがサイズ選びの記事を出してくれてます。