【1984年発売の自立式ツェルト】アライテントのライズ1を購入した理由

収納されたアライテントのライズ1 自転車と山

私の山遊びは登山と自転車を組み合わせたもの。具体的には家から山まで自転車で行ってそのまま山頂まで担いで登って帰宅という日帰りパターンが多いです。ただ日帰りかつ人力移動では1日の行動範囲が限られるので、この春からは泊まりも含めて行動範囲を広げたいと思っています。

そこで必要になるのが幕。自立式か非自立式か、ダブルウォールかシングルウォールか、ツェルトかタープか…いろいろ考えたんですが、心配性でめんどくさがり屋な性格と自分がやりたいことを合わせて考えた結果、30年以上も前から存在する自立式ツェルト、アライテントのライズ1に行き着きました。

設営が簡単、手入れの容易さ、室内での煮炊きのしやすさ、そして1kgを切る軽量性…現在求めている機能をかなり満たしてくれています。求める機能とさもそれらしく言ってますが、まだまだ技術も経験も足りない人間が求めてることなんで、使い込めばそれなりに不満も出てくるとは思ってます。あくまで現在の私が考えて選んだ過程の記事です。

幕に求める5つのこと

1.軽量コンパクト

2.設営が簡単な自立式

3.虫が侵入しない

4.手入れがしやすい

5.室内で煮炊きできる環境

山を人力で超えていく遊びに対して、心配性かつめんどくさがり屋な人間が考えた条件は以上の5つ。そして幕は自立式ツェルトに絞り込まれました。

1.軽量コンパクト

10kg以上のマウンテンバイクを担いで山頂を目指すので、大前提として荷物はできるだけ軽くコンパクトにまとめたい。食事管理とトレーニングで自分のスペックを高めたほうが伸び代があるので、大金叩いて1g単位で軽量化をするようなULにはこだわりませんが、ある程度は軽いほうがいい。できれば幕は1kg以内に収めたいところ。

となるとダブルウォールテントの類いはこの時点で選考から外れます。1kg以下で庶民でも手が出る価格のダブルウォールテントってあるんですかね。わからん。

で、テントを除外したのには重さ以外にも理由があって、私が想定してる環境だと山岳ダブルウォールテントのスペックはおそらく不要だから。強い雨風が吹き荒れるような場所で泊まる予定がないから山岳テントほどのスペックは不要で余計な重さかなと。サイズも価格も上がるだろうしさ。

防水性などはそこそこでいいから軽量コンパクトな幕がいい。それこそスペックはツェルト程度でいい。

2.設営が簡単な自立式

大のめんどくさがり屋なので設営が簡単な幕がいい。本当にめんどくさいことが嫌いで、家の物の配置は徹底的に使いやすさを追求してますし、普段履く靴の紐はすべてゴム紐に交換してあったりします。

だから非自立式のツェルトやタープはめんどうで使わないと思いました。何本もロープ張ってペグを打つのはたぶん嫌になる。周囲の木や岩を利用して幕とロープだけで設営すればかなりの軽量化になるので魅力的ではあるんですが、手間がかかるほうが嫌かも。

ツェルトには興味があるのでいつかは使うと思います。軽量コンパクトだし、使いこなせたらかっこいい。けど今じゃないかな。ポールを通すだけで形ができる自立式の魅力には敵わない。また自転車で街と山を繋ぎながら旅もしてみたいので、ペグを打てないアスファルト上でも設営できる自立式にやっぱり惹かれますね。

3.虫が侵入しない

小学生のころは積極的に虫取りをしてたのに、いまでは虫が大嫌いです。カブトムシやバッタは大丈夫ですが、ムカデのような地面を這う系と蜘蛛が苦手。とくに蜘蛛がダメで、見るだけで鳥肌が立ちます。

もし蜘蛛が幕内に侵入すれば、手で触りたくないから追い出すにも一苦労だし、「寝てる間にまた入ってくるかも…朝起きて寝袋内にいたらどうしよう」なんて考えちゃって眠れなくなるはず。

だから虫の侵入を許さない幕がいい。ツェルトの類なら入り口を閉め切ればある程度は対策になると思うんですが、代わりに通気性が損なわれます。幕内での調理や夏場の使用を考えるとやはり通気性を確保した上で虫の侵入を防ぎたい。

となるとモスキートネットがついてるテントの類がよさそうですが、実は出入り口のモスキートネットの有無はそこまで重視してません。例えばモスキートネットがついてないツェルトでも適当にメッシュの布を買って貼り付ければいいんで、アイデア次第で通気性を確保しつつ虫対策はできるだろうなと。

けどタープは嫌かな。常に虫にさらされるし、蚊帳を併用すると設営がかなりめんどくさくなるので。せめてテントやツェルトのように周囲が壁に覆われている幕がいい。

4.手入れがしやすい

幕は使用後に乾燥させやすいものがいい。

超がつくほどのめんどくさがりなので、山での料理はカップラーメンや湯煎炊飯などばかりです。洗い物が大嫌いだから。水分補給にハイドレーションを使ったことがありますが、チューブの手入れがめんどくて今は口が大きなナルゲンボトルを使ってます。こんな私だから手入れに手間がかかる幕は使わなくなると思いました。帰宅後の乾かす作業がしやすいものがいい。

例えばダブルウォールテントは微妙。できれば大きな布を2枚も乾かしたくない。雨が降らなくたって結露でフライもインナーも濡れるだろうし、起床直後からパッパと活動を始めたいタイプなので朝のんびりと乾き切るのを待てません。

となると帰宅後に乾かすことになりますが、大きな布2枚を乾かせる環境を作るのはちょっとめんどう。外干しならスペース問題は解決しますが、天気に左右されるのが嫌なのでできるだけ室内で干したいんですよね。

(ちなみに同じ理由でふだんの洗濯物もすべて室内で干してます、虫や紫外線、天候が気にならなくていいんですよ)

乾燥が楽という意味ではタープがいいんですけど、虫がねえ…。

5.幕内で煮炊きできる構造

風がビュービュー吹いている、雨がザーザー降っている、虫がビュンビュン飛んでいるなどの環境では幕内に籠もりたいです。だから幕内で煮炊きができるものがいい。使用するバーナーは扱いやすい固形燃料かガスを想定してます。

SNSを見てると底が開かないシェルター内で火器を使ってたりしますが、私は怖くてできない。もし「地震でバーナーが倒れたら」なんて考えてゆっくり休めない。だから幕内にいながら地面を使える前室があるもの、あるいは底が開く構造の幕が必要です。

【まとめ】クロスオーバードーム2Gと迷ったが最終的にはライズ1

まずダブルウォールテント、ツェルト、タープは選考外。

・ダブルウォールテント…重い、環境的にそこまでのスペックは不要、手入れがめんどくさい

・ツェルト…設営がめんどくさい

・タープ…設営がめんどくさい、虫対策が弱い

となると残るは自立式のシングルウォール。そこそこの防水性があればいいので、テントじゃなくクロスオーバードームのような自立式のツェルト、シェルターの類がいいですね。防水性がしっかりしたシングルウォールテントより軽そうなので。

つまりほしいのは1kg以内で底が開く自立式ツェルトってことになります。それがアライテントのライズ1、980gです。630gと軽量なクロスオーバードーム2Gとも迷ったんですが、やはり底が開くギミックがあるライズ1に軍配が上がりました。

ライズ1を選んだ理由をまとめると、

・1kgを切る軽量コンパクトさ(防水性などのスペックはそこそこでいい)

・設営が簡単な自立式

・入口にメッシュを取り付ければ虫の侵入を防げる

・手入れが簡単なシングルウォール

・幕内の土間で調理がしやすい

ってな感じです。また別売でライズ1 専用フライシートがあるので、防水性など不満が出れば追加購入できるのもいいかなと。

まあ正直なところクロスオーバードーム2Gとかなり悩みました。けど以下の記事を読んで「アライテントっていいなあ。好きだなあ」と感じて、その気持ちが決め手となりライズ1を買いました。

#005 ARAITENT / アライテント – 「自立するツェルト」に潜むテントメーカーのDNAによると、ライズ1の発売は1984年と古く、「一般的なツェルトは設営がめんどくさいから自立するツェルトがあったら喜ばれるんじゃないか」ということで生まれたのがライズ1なんだそう。まさに私がツェルトを選ばずライズ1を選んだ理由そのもの。定番を長く作り続ける姿勢も好きだ。HPが古臭くてスマホで見にくいのもいいじゃないですか。

というわけで今後アライテントのライズ1とあちこち山と街を行き来しながら自転車旅をしたいと思います。ガシガシとハードに、そして大切に使い込んでやるぜ。

※ライズ1購入後、新たに条件に合うヘリテイジのエマージェンシードームを発見したけど、私は昔からある道具もアライテントも好きなので結局ライズ1を選んでたと思う。もし今後ツェルトやダブルウォールテントを買うとしてもアライテントから選ぶ気がする

コメント

タイトルとURLをコピーしました